鉱山の坑内作業では、圧縮空気は空気ピック、削岩機、空気式装薬機などの主要な動力源です。従来のやり方は、地上にコンプレッサーステーションを建て、長距離の配管で圧縮空気を坑内へ送るものでした。配管が長いほど圧力損失と空気量の損失が大きく、継手の漏れも見つけにくく、最終的に用気点に届く気圧と空気量はすでに大きく目減りしていることがよくあります。
Fusheng SM シリーズ鉱山用防爆スクリューエアコンプレッサーは、まさにこうした危険ガス環境に向けて設計された機種です。安全、信頼、安定を核とし、坑内の現場に直接配備して給気でき、地上から坑内へ送気することによる圧力と空気量の損失を省きます。機組全体の使用圧力は 0.7~1.25MPa、吐出空気量は 4.6~42m³/min、出力は 37~250kW をカバーし、空冷と水冷の二つの製品ラインを同時に提供します。
坑内の作業面は地下数百メートルに達することが多く、用気点は分散し、採掘の進行とともに絶えず移動します。圧縮空気を地上から坑内へ送るには、途中で長い配管を通ります。管径、曲がり、継手はいずれも圧力損失を生み、配管の老朽化やシールの劣化は持続的な漏れをもたらします。結果として、地上のコンプレッサーは懸命に仕事をしているのに、坑内の設備はいつまでも「満腹になれない」状態になります。
コンプレッサーを直接坑内に置けば、用気点があるところに機組を配置でき、配管が短くなり、圧力損失と漏れが自然に減り、給気の圧力と流量もより安定します。もちろん前提として、機組が坑内環境の厳しい安全要求に適応できる必要があり、これがまさに SM シリーズの設計の出発点です。
危険ガス環境では、あらゆる電気火花、異常高温、静電気が重大な結果を招く可能性があります。鉱山用機種と一般産業用機種の最大の違いは、機組全体の電気と運転の論理を安全を軸に見直す必要がある点にあります。モーター、制御素子から各種の保護装置まで、危険源とならないことを前提としなければなりません。
SM シリーズは危険ガス環境に向けて設計され、安全、信頼、安定を性能指標より前に置いています。鉱山ユーザーにとって、これは機組を坑内により安心して配備でき、安全区域に留め置いて長い配管で気を送る必要がないことを意味します。
SM シリーズは空冷と水冷の二つの冷却方式を同時に提供し、機種構成は比較的完備しています。
なお、同じ型番でも吐出圧力が異なれば、吐出空気量はトレードオフになります。SM37A を例にとると、0.7MPa では吐出空気量が 6.1m³/min、1.25MPa では 4.6m³/min です。選定時はまず坑内で最も常用する使用圧力を決め、その圧力点で吐出空気量を合わせるべきで、単純に最大値を取るべきではありません。
坑内環境は湿気が多く粉塵が多く、点検の窓も限られており、コンプレッサーが長期的に安定運転できるかどうかは、作業面の進捗に直接関わります。スクリュー機はもともと構造がシンプルで消耗部品が少なく、Fusheng SM シリーズもこの特性を受け継ぎ、機組全体の使用寿命が長く、日常の保守が比較的簡単であることを保障しています。油交換、フィルター交換、冷却器の洗浄などの定常項目に、複雑な分解作業は必要ありません。
鉱山ユーザーにとって、この点は実用的です。機組の故障が少なく停止が少なければ、坑内の用空気が途切れません。選定時は圧力と空気量の比較に加え、メーカーのサービス対応力や部品供給の状況も併せて考慮すべきです。これらの要素は、設備が稼働して何年も経ってから、初めて本当の価値を現すことがよくあるからです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 使用圧力 | 0.7 ~ 1.25 MPa |
| 吐出空気量 | 4.6 ~ 42 m³/min |
| 出力範囲 | 37 ~ 250 kW |
| 製品タイプ | スクリュー式エアコンプレッサー(給油式) |
| 応用位置づけ | 鉱山用防爆 / 坑内現場給気 |
| 冷却方式 | 空冷 / 水冷 |
| 空冷機種 | SM37A ~ SM220A |
| 水冷機種 | SM90W ~ SM250W |
この表から二つの情報が読み取れます。一つは出力の幅が大きく、37kW から 250kW まで連続的にカバーし、小規模な作業面から大規模な鉱山まで対応機種が見つかること。もう一つは空冷と水冷が並行し、冷却方式を現場の水源条件に合わせて選べることです。
鉱山用コンプレッサー選定の核心は、パラメータが大きいほどよいのではなく、用気点の隣に安全に置けるかどうかです。SM シリーズは安全と安定を最優先に置き、さらに 37~250kW の出力カバーと空冷・水冷の二つの製品ラインで、異なる坑型、異なる給気規模の需要をできるだけ受け止めます。坑内作業にとって、安定した空気源それ自体が安全の一部です。
| 型番 | SM37A | SM45A | SM55A | SM75A | SM90A | SM132A | SM160A | SM200A | SM220A | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.7Mpa | m*/min | 6.1 | 7.2 | 10.3 | 13.0 | 16.0 | 21.0 | 26.5 | 32.0 | 36.0 |
| 0.8Mpa | m°/min | 5.8 | 6.8 | 9.6 | 12.3 | 15.2 | 20.0 | 25.5 | 30.0 | 34.3 |
| 1.0Mpa | m²/min | 5.1 | 5.9 | 8.5 | 10.9 | 13.6 | 19.7 | 22.3 | 27.4 | 30.2 |
| 1.25Mpa | m/min | 4.6 | 5.1 | 7.6 | 9.8 | 12.3 | 17.7 | 19.7 | 24.8 | 27.7 |
| 電力 | kw | 37 | 45 | 55 | 75 | 90 | 132 | 160 | 200 | 220 |
| 電圧 | 380/660V、660/1140V | 660/1140V | ||||||||
| 絶縁階級 | F 級 | |||||||||
| 始動方式 | 直結始動 | |||||||||
| mm | 2720 | 2720 | 2965 | 2965 | 2965 | 3400/3500* | 3500 | 3640 | 3880 | |
| 外形寸法 | mm | 1200 | 120 | 1200 | 1200 | 1200 | 1300/1350* | 1350 | 1400 | 1400 |
| mm | 1655 | 1655 | 1815 | 1815 | 1815 | 2015 | 2015 | 2105 | 2105 | |
| 重量 | kg | 1500 | 1580 | 2230 | 2390 | 2450 | 3580/4350* | 4350 | 4680 | 5000 |
| 1. 当社は380V、660V、1140V 電源の機種を用意しておりますので、お問い合わせください。 | ||||||||||
| 2. 上記機種の軌間は600mmです。900mm、1200mmも対応可能ですのでお問い合わせください。 | ||||||||||
| スラッシュ後の数値は SM132A の 1.25 MPa のデータです |
| 型番 | SM90W | SM132W | SM160W | SM200W | SM220W | SM250W | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0.7Mpa | m°/min | 16.0 | 21.0 | 26.5 | 32.0 | 36.0 | 42.0 |
| 0.8Mpa | m"/min | 15.2 | 20.0 | 25.5 | 30.0 | 34.3 | 40.5 |
| 1.0Mpa | m*/min | 13.6 | 19.7 | 22.3 | 27.4 | 30.2 | 38.1 |
| 1.25Mpa | m*/min | 12.3 | 17.7 | 19.7 | 24.8 | 27.7 | 34.6 |
| 電力 | kw | 90 | 132 | 160 | 185 | 220 | 250 |
| 主電動機 | 電圧 | 380/660V、660/1140V | 660/1140V | ||||
| 絶縁階級 | 直結始動 | ||||||
| 始動方式 | 水冷 | ||||||
| 冷却水量 | m"/hr | 10.5 | 13.5 | 15.4 | 19.0 | 22.5 | 24.0 |
| mm | 2965 | 3400/3500* | 3500 | 3640 | 3640 | 4120 | |
| 外形寸法 | mm | 1200 | 1300/1350* | 1350 | 1400 | 1400 | 1550 |
| mm | 1796 | 2015 | 2015 | 2105 | 2105 | 2322 | |
| 重量 | kg | 2450 | 3780/4500* | 4500 | 4890 | 5600 | 7700 |
| 1. 当社は380V、660V、1140V 電源の機種を用意しておりますので、お問い合わせください。 | |||||||
| 2. 上記機種の軌間は600mmです。900mm、1200mmも対応可能ですのでお問い合わせください。 | |||||||
| *スラッシュ後の数値は SM132W の 1.25 MPa のデータです |
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